ファイバーゲート(9450)Wi-Fi事業で大きく成長中!
今回は、Wi-Fi事業で大きく成長中のファイバーゲートについて説明していきます。
どういう会社?
ファイバーゲートは、Wi-Fi事業を行っている会社になります。事業は大きく、レジデンスWi-Fi事業とフリーWi-Fi事業の二つに分かれています。レジデンスWi-Fi事業は、賃貸住宅を中心にWi-Fi環境を提供しています。フリーWi-Fi事業は、商業施設などWi-Fi環境を提供しています。
また、本社は北海道札幌市にあります。そのため、札幌証券取引所にも上場しています。
決算予想
売上は35%増収、営業利益は31%増益、経常利益は36%増益、純利益は34%増益と非常に高成長を予想しています。
レジデンスWi-Fi事業には新型の影響がないようですが、フリーWi-Fi事業には新型の影響があるようです。新型の影響を乗り越えてこれだけの決算予想を出してきています。
指標
指標はPERは40倍以上、PBRも11倍以上なので割高といえる株のように見えますが、これだけの高成長をしている企業なので十分に説明のつくPERだと思います。ROEもROAも高成長企業らしく素晴らしい数字になっています。
チャート
今年の3月に新型の問題があり株価は一気に下落しました。しかし、そこから一気に倍以上に上がっています。過去には最高値で2200円まで付けたことがありますね。再び、2200円まで一気に上がっていくこともあるのではないでしょうか。
中期経営計画
中期経営計画では、2022年6月期に売上95億円、経常利益16億5000万円を想定していますが、十分に超えることのできる数字だと思われます。これをPERに換算してみるとPERは30倍程度になります。
事業の割合
このスライドのように事業の中心はレジデンスWi-Fi事業になります。新型の影響を受けにくいほうが大きいのは強みでしょう。レジデンスWi-Fi事業は、今後も在宅ワークが増えることが想定されるので、今後も追い風といえるでしょう。
ストック収入の増加
このようにストック収入が、2年間で倍増しています。フロー収入は、上下に動いていますが、ストック収入は常に増え続けています。このように、ストック収入が増え続けている成長企業というのは、安心して買える銘柄ともいえます。
株主優待
今年の6月まではクオカードでしたが、2020年12月からプレミアム優待倶楽部に変更されます。このように、900株が一番いい利回りになっています。
結論
非常に高成長の株で、PER40倍でも買いだと判断しています。株主優待を一番いい利回りでもらえる900株だと大体140万円程度の投資になります。資産をどれぐらい持っているかによりますが、投資としては900株までは買っていいと思います。
この会社の一番評価できる点は、事業が分かり安い点です。事業が分かり安い株は、高く評価される傾向があります。逆に何をやっているか分かりにくい会社は、低く評価される傾向があります。リース業界などがそれにあたりますね。
この点でも上昇を期待できる株といえるでしょう。
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