すかいらーく(3197)株主優待は、今後も続く?

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銘柄説明

すかいらーく(3197)株主優待は、今後も続く?

今回は、株主優待で大人気なすかいらーくについて説明していきます。

【銘柄説明】すかいらーく(3197)株主優待は、今後も続く?

どういう会社?

過去には、すかいらーくというファミリーレストランがありましたが、今現在はありません。ガスト、ジョナサン、バーミヤン、しゃぶ葉などがすかいらーくのお店になります。また、2006年にMBOで上場廃止になった後に2014年に再上場をしている会社になります。

決算発表

上記スライドは2019年の業績になります。増収減益になっていますが、減益の要因は人件費の上昇でしょう。すかいらーくにとって最低時給の上昇は、今後も悩みの種になりそうです。

月次

簡単にいえば、壊滅的状況といっても過言ではありません。特に6月は緊急事態宣言が基本的には解けています。それでも30%近い売上減少は非常に厳しい状況といえるでしょう。

業績推移

売上は、徐々に上昇していますが、利益は徐々に減っている状況です。先ほど、人件費の上昇のことを話しましたが、それ以外の理由の一つに株主還元を配当から株主優待へ転換しているのも一つの理由になりそうです。

指標

指標面は、今期は赤字になると思われますので前期の数字を使っています。PERから見てもPBRから見てもとても割安といえる状態ではありません。

配当

配当金は、今回の新型の問題が発生する前から徐々に減っていました。今回の新型の問題で配当金はついに0になっています。

株主優待

すかいらーくの株主優待の特徴として、単元株より複数単元を持ったほうが優待の利回りがいい点に上げられます。特に1000株になると年間69000円もの株主優待を手に入れることができます。

株主優待重視へ

配当金は、税金を払った後に株主に支払うものになります。それに比べて株主優待は営業費用に乗っけることができます。つまり、税金を払う前に経費にできるわけです。さらに、自社のお店で使うものなので原価という面で見れば実質企業からの流出分は半分以下と考えることができます。

先ほどの業績推移でも営業利益が減っていますが、この要因にこの株主優待重視の施策に変えている点も大きいでしょう。

このような点から考えても、すかいらーくは株主還元は配当金から株主優待へ変えている可能性が高いと考えています。

株主優待がなくなるリスク

すかいらーくは、前々から株主優待がなくなる可能性をリスクとして上げられていました。すかいらーくは再上場をしている会社ですので、ファンドが大株主でした。そのファンドに株を売却してもらうためにこの株主優待を作ったのではないかと言われていた時期もあります。そして、現在はファンドも株を売却したので、この株主優待もなくなるのではないかと言われたりすることもあります。

しかしながら、現在のすかいらーくは配当金より株主優待を重視する施策に出ています。株主優待がなくなるリスクはかなり減ったといえると考えています。

また、つい最近株主優待のシステム投資も行っている点も株主優待がなくなるリスクが低減されたと考えていいでしょう。

株主優待が使いきれるか?

他の株主優待のように年間6000円程度であれば使いきれないということはないと思います。しかしながら、ここの株主優待1000株を取ってしまうと69000円の株主優待が届いてしまいます。はっきりいって独身者では使い切れることはないでしょう。金券ショップで売ることもできますが、6割から7割程度の売却になってしまいます。

株主優待が、たくさん来ると途中から株主優待を使うための生活になってしまう可能性があります。1000株を持つのであれば、家族3人以上は欲しいのではないかと思います。

結論

優待利回りは、現時点で4%を超えていることになります。配当金だと20%税金が取られますが株主優待はそのまま使うことができます。従って、実質的な価値としては、すかいらーくのお店を使っている人からみれば実質的な利回りは5%以上と考えることもできるでしょう。株主優待の廃止リスクもかなり減っていることから、自分が株主優待を使いきれる範囲内であれば買う判断もありと考えます。そして、買うタイミングですが優待落ちがあった今から3か月ぐらいの間がいいでしょう。すかいらーくは配当落ちがあった後の株価は下落傾向にあります。間違っても優待直前に買うようなことはしないほうがいいといえます。すかいらーくの株を買うなら1月〜3月か7月~9月がいいのではと考えています。

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