イオンディライト(9787)新型問題下でも16年連続増配予定!
今回は、イオンの子会社のイオンディライトについて説明していきます。
どういう会社?
イオンディライトはイオンモールなどの施設管理を行っている会社になります。また、M&Aで多くの会社を買収しています。昔、上場会社だったチェルトも会社合併にて吸収しています。
決算発表
7月8日に発表された決算は、2021年2月の第一四半期の決算になります。つまり、新型の問題を大きく受けた時期の決算になりますが、減収減益とはいえ高いレベルの利益をキープしています。また、通期では増収増益を予定しています。他のイオン子会社と比べても非常に強いといえるでしょう。
業績推移
2018年、2019年と連続で業績が低迷してましたが、2020年と2021年と連続で増収増益になるようです。利益が再拡大してきたといえるのかもしれません。
配当
今期も増配予定で、16年連続の増配予定となっています。16年で8倍もの配当になっています。また、2018年と2019年は業績が低迷して配当性向が50%近くまで上昇してましたが、今期は配当性向が35%まで下がっています。今後もまだまだ増配を期待できるのではないでしょうか。
株主優待
イオンモールと同じく株主優待を行っています。2000円のイオンギフトカードが一番のおすすめです。
指標
PERは16倍ですので、ちょうど日本市場の平均的なPERといえるでしょう。配当利回りの2.16%も日本市場の平均的な利回りといえそうです。
チャート
新型の問題が発生後、株価は10%以上下げている状態です。影響は、多少受けてはいますが、今期も増収増益を達成する会社です。過剰反応といえるのではないでしょうか。
事業別売上
事業については、多くの分野に分かれているように見えますが、基本的にはイオン関係の施設管理になります。
海外売上
海外は、他のイオン関連と同じく中国を中心としたアジア地域への進出になります。第一四半期も増収増益になります。
しかしながらまだまだ売上・利益ともに小さいといえます。今後の成長には、海外進出は欠かせないといえそうです。
結論
銀行預金で30万円以上ある人であれば、100株は買っておいて損のない株でしょう。200株以上でも安定して利益を上げたい人にとっては安心して買える株なのではないでしょうか。
今回は、新型の問題で株価は下がってはいますが、今期も増収増益予想です。今の株価は、この数年でもっとも買いのタイミングといえそうです。
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